静岡で塾・教室のホームページを作る費用と、載せておきたいこと

塾や教室のホームページは見に来る人が1種類ではありません。
子どもを通わせたい保護者、通うことになる本人、それから働きたい講師。
同じサイトに、探しているものがまったく違う3者がやってきます。

飲食店なら見に来るのはほぼ「食べに行きたい人」です。
塾はそうはいかない。
誰に向けたページなのかを決めないまま作ると、どの人にも半分しか届かないページになります。

ここでは、静岡で個人塾や教室のサイトを作るときに載せておきたいことと、構成ごとの費用の目安を書きます。
金額は私の料金表で出しているので、ほかの制作会社の見積もりと比べるときの物差しにしてください。

見に来る3者は、探しているものが違う

保護者が知りたいのは月謝と場所と時間です。
通わせられる距離か、払い続けられる金額か、部活のあとに間に合うか。
ここが分からない塾は比較の候補に残らない。

通う本人はもう少し雰囲気を見ています。
教室の写真、先生の顔、同じ学校の子が通っているか。
中学生くらいになると、保護者と一緒にスマホで見ていることもあります。

講師の応募を考えている人は、そもそも生徒募集のページを読みに来ていません。
探しているのは時給や勤務できる曜日と研修の有無で、見つからなければ別の塾の求人へ移ります。

生徒募集と講師募集は、ページを分ける

学習塾の講師募集ページを作り直したことがあります。
真っ先に挙がった課題は、デザインの好みでも文章の量でもなく「これは講師の募集ページだ」と一目で分からないことでした。

元のページは、生徒募集のページと見分けがつきにくい作りでした。
開いた瞬間に生徒向けなのか講師向けなのか判断がつかない。
募集の広告から来た人が、最初の画面で「違うページに来たかも」と感じて戻ってしまう作りです。

作り直しでは、ページの一番上に講師の仕事の見出しを置き、そのすぐ下に月給・残業時間・休日を並べました。
生徒向けの内容は置かない。
応募を考えている人が最初の画面で知りたいのは、自分がそこで働けるかどうかだけだからです。

小さな教室でも講師を募集する時期があるなら、生徒向けとは別のページを1枚用意しておくと扱いやすい。
募集が終わったらリンクを外すだけで済みます。

塾・教室のサイトに載せておきたいこと

月謝と、月謝以外にかかるお金

「料金はお問い合わせください」だけの塾は、比べる段階で外されやすい。
保護者は何校かを並べて見ているので、金額が見えない1校にわざわざ電話はしません。

学年ごとの月謝の目安で十分。
それに加えて入会金・教材費・夏期や冬期の講習費がかかるなら、その有無だけでも書いておく。
後から「思っていたより高かった」となるのが、いちばん信頼を落とします。

体験授業の申し込み方

体験授業や無料の学習相談があるなら、どのページからでも申し込めるようにしておきます。
電話だけの受付だと仕事中の保護者は連絡しづらい。
授業中は塾の側も電話に出られません。
フォームかLINEのどちらかがあれば、夜にスマホから申し込めます。

対象の学年と、対応している入試

小学生から見るのか中学生だけなのか。
高校受験なら静岡県の公立高校入試に向けた指導なのか、私立の対策もするのか。

通っている生徒の中学校名を書いている塾もあります。
自分の学校の生徒がいると分かるだけで、通う本人の安心感はだいぶ違う。

教室の場所と、送り迎えのこと

住所と地図に加えて、送り迎えで困らないかを書いておくと親切です。
車で迎えに来る家庭なら、教室の前に停められるかは入会前に知りたい情報になります。
駐車場がないなら近くで待てる場所を一言添えておく。

授業が終わる時間も書く。
迎えの時間が読めるかどうかは保護者にとって地味に大きい。

合格実績は、年度を書いて更新できる形に

合格実績を載せるなら年度は必ず書く。
3年前の数字がそのまま載っていると、今も同じ指導ができているのか疑われます。

実績は毎年春に変わるものなので、自分で書き換えられる形にしておくのが前提です。
制作者に頼まないと直せない作りだと、忙しい時期に後回しになって古いまま残ります。

構成ごとの費用の目安

ここからは私の料金表での目安です。
価格はすべて税込。

構成プラン目安
1〜3ページ(トップ・料金・アクセスと申し込み)おまかせ3万〜5万円
4〜6ページ+お知らせを自分で更新できるおまかせ6万〜8万円
上に加えて、体験授業の予約をLINE予約などと連携セミオーダー14万〜24万円

いちばん小さい構成は、1教室の個人塾で「まず検索したときに出てくる状態」を作る形です。
トップページに教室の紹介、料金のページ、アクセスと申し込みのページ。
この3枚があれば保護者が比べるのに必要な情報はそろいます。

講師募集のページや、コースごとの説明ページを足すなら4〜6ページの帯です。
合格実績や季節講習のお知らせを自分で書き換えたいなら、更新の機能を付けて6万〜8万円になります。

予約の仕組みと連携させると、作り込む量が増えるのでセミオーダーの帯に上がる。
体験授業の枠を自動で受け付けたいなら、ここを検討することになります。

なお、完成したサイトを制作実績として掲載させていただける場合は割引があります。
上の表なら2段目が5万〜7万円、3段目が13万〜23万円になります。

予算が小さいなら、どこを残すか

1ページしか作れないとしても残すべきものは決まっています。
月謝の目安、教室の場所と時間、申し込みの方法。
この3つが載っていれば、きれいなデザインよりも先に「比べる候補」に入れます。

逆に削っていいのは講師紹介の長い文章や、指導方針の説明が何段も続くところ。
それは体験授業に来てもらってから直接話せばいい内容です。

安く作るときに何が削られるのかは、静岡でホームページを格安で作るとき、何が省かれているのかに詳しく書きました。
そもそも自分で作るか迷っているなら自分で作るか、業者に頼むかが判断の材料になります。
相場の全体像は静岡でホームページ制作を頼むときの費用相場と選び方にまとめています。

実際の見た目を確かめたいとき

教室・スクール向けのデザイン例を制作例のページに置いています。
架空の個別指導塾を想定したサンプルで、コースと料金を並べて体験授業の申し込みへ進む構成です。
同じページに、実際に担当した学習塾の講師募集ページも載せています。

自分の教室の場合にいくらになるかは、かんたん見積もりで出せます。
業種で「教室・スクール」を選び、ページ数とほしい機能を答えると、その場で概算と完成イメージが表示されます。
メールアドレスの入力は不要です。

塾のサイトは見に来る人を決めた時点で半分できています。
保護者に向けて書くのか講師に向けて書くのか。
迷ったら、いちばん問い合わせてほしい人を1人だけ思い浮かべて、その人が最初に知りたいことから載せてください。